概要
- 非課税保有期間の無期限化
- 口座開設期間の恒久化
- 年間投資枠の拡大(つみたて投資枠:年間120万円、成長投資枠:年間240万円、合計最大年間360万円まで投資が可能。)
- つみたて投資枠と、成長投資枠の併用が可能
- 非課税保有限度額は、全体で1,800万円。(成長投資枠は、1,200万円。また、枠の再利用が可能。)
金融庁:新しいNISA
理想論
満額の年360万円が使えた場合、月で割るなら、30(10+20)万円*12か月。またはつみたて枠だけ、年末に一気に振り分ける理論もあるらしい。これで最短、5年:1800万円。
振り分け方 | つみたて投資枠 | 成長投資枠 | 合計 |
---|---|---|---|
満額 | |||
月 | 10万 | 20万 | 30万 |
年間 | 120万 | 240万 | 360万 |
成長を年末 | |||
月 | 100 | 20万 | 200,100 |
年末 | 1,198,800 | ||
年間 | 120万 | 240万 | 360万 |
1800万円 | 600万 | 1200万 | 1800万 |
何年で? | 5 | 5 | 5 |
現実論
話半分のネットでは、来年1月から満額入れるぞなんてありますが、中間層以下は無理でしょう。私は非NISAの特定口座割合が多いので、そちらは塩漬けか、NISAのある特定口座に振り分け後、段階的に入金。1800万円フルで使うなら。というか、投資立国いうなら、売却益課税:20.315%は何とかしてほしいよね。つみたて投資枠はフルで使って、それが埋まったら成長投資枠に振り分けると仮定すると、おそらく10年くらい。
参考
【情報修正とお詫び】課税口座から新NISAへの乗り換えは損する可能性があります。損得計算シートを共有します。
特定口座の投資信託を売却して新NISAに移すべきか(1)投資する金額が1800万円未満の場合
特定口座の投資信託を売却して新NISAに移すべきか(2)投資する金額が1800万円以上の場合
理論上(口座利益20%)、振り替えが良いので、投資額が少なくて、利益率が少ないものを順次切り替えていくイメージか。早期に投資したほうが、将来的には伸びる前提なら良いが。
そのうえでの今後の方向性。
振り分け方 | つみたて投資枠 | 成長投資枠 | 合計 |
---|---|---|---|
月 | 10万 | 10万 | |
年間 | 120万 C | 120万 B (一括か分散) | 240万 |
1800万円 | 600万 | 1200万 A | 1800万 |
600万(A-5B)/C | |||
何年で? | 5 | 10(5+5) | 10 |
もう、30半ばだから、これ以降はあまり変化を入れないと思うが…
余談
金融庁:つみたてNISAの概要
ロールオーバーできないとは言え、非課税期間が最長20年あるから、これはそのまま残すしかない。なので、つみたてnisa(2018)は塩漬け確定。2020年に始めてるから、2040年か…
取り崩しの方向ですが。